サントリーの銘柄一覧
山崎(シングルモルト)
1923年建設の日本初のモルトウイスキー蒸溜所「山崎蒸溜所」から生まれた、日本を代表するシングルモルトウイスキー。世界的にも珍しいミズナラ樽をはじめとする多彩な原酒が生み出す、伽羅(きゃら)や白檀(びゃくだん)を思わせるオリエンタルで深みのある芳醇な香りと、幾重にも重なる複雑で甘やかな味わいが世界中で圧倒的な評価を受けています。
響(ブレンデッド)
サントリー創業90周年を記念して誕生した、最高峰のプレミアム・ブレンデッドウイスキー。山崎、白州、知多の3つの蒸溜所から厳選された原酒を、ブレンダーたちの匠の技と感性で結集させています。日本の24節気を表した24面カットの美しいボトルに詰められており、ローズやライチのような華やかな香りと、どこまでも滑らかで気品ある余韻が特徴です。
白州(シングルモルト)
南アルプスの豊かな大自然に囲まれた「森の蒸溜所」で育まれたモルト原酒を使用。清らかな天然水で仕込まれた白州は、新緑を思わせるみずみずしい香りと、ミントのような爽やかで軽快なキレの良い味わいが魅力。特に炭酸で割った「森香るハイボール」は、その清涼感が引き立ち絶大な人気を誇ります。
SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao
世界5大ウイスキー(アイリッシュ、スコッチ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズ)それぞれの産地に自社蒸溜所を持つサントリーだからこそ実現できた、世界初のワールドウイスキー。甘く華やかな香りから、スモーキーでスパイシーな余韻まで、グラスを回すたびに各国の原酒が持つ多彩な個性が現れる非常にユニークで複雑な味わいです。
サントリー ローヤル
サントリー創業60周年を記念して作られた、初代マスターブレンダー鳥井信治郎の遺作とも言える名作。日本の風土に合う「黄金比」のブレンドを追求し、まろやかで落ち着いた気品のある香り、コクのある芳醇な味わいを実現。漢字の「酒」のつくりの部分(酉)をモチーフにした重厚なボトルデザインも、贈答用として長年愛される理由の一つです。
知多(シングルグレイン)
伊勢湾に臨む愛知県の知多蒸溜所で生まれた、トウモロコシなどを主原料とするシングルグレインウイスキー。連続式蒸溜機によって生み出されるピュアでクリーンな酒質に、樽熟成の甘みが加わり、ほのかに甘くスムースな口当たりが特徴です。和食など繊細な食事の邪魔をしない「風香るハイボール」として居酒屋や食卓で大人気です。
サントリー スペシャルリザーブ
1970年の大阪万博に合わせて発売され、国際的なおもてなしの場で振る舞われた由緒あるウイスキー。ホワイトオーク樽で熟成させた白州蒸溜所のモルト原酒をキーモルトにしており、バニラのような華やかで甘い香りと、洗練されたバランスの取れた味わいが長年多くのウイスキーファンに支持されています。
サントリー オールド
黒くて丸いずんぐりとしたボトルから「だるま」「タヌキ」の愛称で親しまれ、昭和の高度経済成長期に日本のウイスキー市場を牽引した大ベストセラー。シェリー樽由来のレーズンを思わせる甘い香りと、丸みのあるまろやかな口当たりが特徴で、現在もなお日本の食卓やスナックの定番として確固たる地位を築いています。
サントリー 角瓶
1937年の誕生以来、亀甲模様のボトルでおなじみの日本ウイスキーの代名詞。山崎と白州のバーボン樽原酒をバランスよく配合し、甘やかな香りと厚みのあるコク、ドライな後口を実現。特に炭酸で割った「角ハイボール」は唐揚げなどの揚げ物と抜群の相性を誇り、現代のハイボールブームの火付け役となりました。
サントリー ホワイト(白札)
1929年(昭和4年)に発売された日本初の本格的国産ウイスキー「白札」の系譜を受け継ぐ、日本のウイスキーの原点とも言える歴史的銘柄。発売当初はスコッチ特有のピート香(焦げ臭さ)が強すぎると敬遠されましたが、改良を重ね、現在ではシャープですっきりとした飲みやすいブレンドに仕上がっています。
トリス(クラシック)
戦後の日本に「トリスバー」ブームを巻き起こし、庶民に洋酒文化を定着させた立役者。「アンクルトリス」の可愛いキャラクターでも親しまれています。クリアでクセのないすっきりとした味わいが特徴で、自宅で気軽に楽しむ毎日のハイボール用として非常にコストパフォーマンスに優れた一本です。
サントリー レッド
1930年に誕生した「赤札」をルーツに持ち、戦後の1964年に「晩酌ウイスキー」として再発売された銘柄。ディナーベルを模した特徴的なボトルデザインで、家庭の食卓にウイスキーを根付かせました。アルコール度数39度と少し控えめで、アルコールのツンとした刺激が少ない、親しみやすくマイルドな口当たりです。
ニッカウヰスキーの銘柄一覧
余市(シングルモルト)
竹鶴政孝が理想の地として選んだ北海道・余市。その余市蒸溜所で作られるシングルモルトは、世界的にも希少となった昔ながらの「石炭直火蒸溜」によって生み出されます。直火の高温によってもたらされる力強く重厚なボディ、豊かなピート(泥炭)の香りと、石狩湾の海風を思わせる潮のニュアンスが調和した男性的で骨太な味わいが特徴です。
宮城峡(シングルモルト)
余市の対極となる個性を求めて、緑豊かで清らかな水に恵まれた仙台の宮城峡蒸溜所で作られるシングルモルト。余市の直火とは異なり「蒸気間接蒸溜」というじっくりと熱を伝える製法を用いることで、リンゴや洋梨のような華やかでフルーティーな香りと、どこまでもなめらかでスイートな口当たりを実現しています。
ザ・ニッカ
ニッカウヰスキー創業80周年を記念して生み出された、ニッカのブレンド技術の集大成とも言えるプレミアム・ブレンデッド。一般的なブレンデッドよりもモルト原酒の比率が高く、重厚なモルトのコクとカフェグレーンの甘さが絶妙に調和。着物の襟合わせのような非対称(アシンメトリー)な美しいボトルデザインも目を引く逸品です。
竹鶴(ピュアモルト)
創業者・竹鶴政孝の名を冠したピュアモルトウイスキー(グレーンを使わず、モルト原酒のみをブレンドしたもの)。個性の異なる「余市」と「宮城峡」の原酒をブレンダーの神業で掛け合わせることで、シングルモルトにはない複雑さと柔らかさを生み出しています。豊かなモルトの甘みと心地よいスモーキーさが見事に調和しています。
ニッカ フロンティア
2024年のニッカ創業90周年に誕生した新たなスタンダード。余市蒸溜所のヘビーピートモルトをブレンドの主役(キーモルト)に据え、風味を損なわないノンチルフィルタード(冷却濾過を行わない)製法を採用。アルコール度数も48%と骨太で、ガツンとくる力強いスモーキーさと豊かなコクがウイスキー通を喜ばせています。
フロム・ザ・バレル
世界的な酒類品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」で幾度も最高賞の金賞やトロフィーを受賞している、海外でも熱狂的な人気を誇る権威ある一本。ブレンドした後に再び樽に詰めて馴染ませる「マリッジ(結婚)」を行い、加水を最小限に抑えたアルコール度数51.4%でボトリング。樽出しそのままのような重厚なコクと圧倒的な香りの広がりが楽しめます。
スーパーニッカ
竹鶴政孝が亡き妻リタへの深い愛情と哀悼の意を込めて作り上げた、ニッカの歴史とロマンが詰まったブレンデッドウイスキー。優美な曲線を描く美しいボトルに、ピート香が心地よく香り、まろやかで上品な甘みとコクが広がる非常にバランスの取れた味わいが詰め込まれています。
ブラックニッカスペシャル
ヒゲの「キング・オブ・ブレンダーズ」のラベルでお馴染み。は1965年から続く伝統の味わいで、しっかりとしたモルトの風味とカフェグレーンの甘みが特徴の王道スタイル。
ブラックニッカディープブレンド
ブラックニッカ ディープブレンドは甘い樽香が特徴のブレンデッドウイスキーです。アルコール度数45%と高めで、ホワイトオーク新樽由来のバニラ香と深いコク、ほのかなピートが楽しめるリッチな仕上がりです。
ブラックニッカ クリア
1997年に日本のウイスキーとして初めて、ピート(泥炭)を使用せずに乾燥させた「ノンピートモルト」を採用した画期的な銘柄。スモーキーなクセを完全に取り除いたことで、信じられないほどクリアですっきりとした飲みやすさを実現しました。コンビニやスーパーで手軽に買え、毎日のハイボールに最適な超定番です。
ハイニッカ
1964年の誕生以来、竹鶴政孝自身が毎日の晩酌用に愛飲していたことでも知られる、抜群のコストパフォーマンスを誇る伝統的ブレンデッド。ソフトな口当たりの中にしっかりとしたモルトのコクとカフェグレーンの芳醇な香りが絶妙にマッチしており、お湯割りや水割りでも風味が崩れません。
その他のジャパニーズウイスキー(酒屋の定番・クラフトなど)
厚岸ウイスキー(厚岸蒸溜所)
「スコットランドのアイラ島のようなウイスキーを日本で造る」という夢を掲げ、北海道の厚岸町(あっけし)で2016年に稼働した蒸溜所。地元産の泥炭(ピート)を用いた強いスモーキーさと海風の塩気を感じる本格的な味わいが絶賛され、季節を表現した「二十四節気シリーズ」は発売のたびに即完売するほどの熱狂的な人気と高い価格帯を誇ります。
三郎丸蒸留所(若鶴酒造)
富山県で長年ウイスキーを造り続けてきた老舗日本酒蔵が、近年設備を一新して生み出した注目のクラフトウイスキー。地元高岡銅器の職人技を活かした世界初の鋳物製ポットスチル「ZEMON」を採用しており、ヘビーピート(強烈なスモーキーさ)を特徴とする重厚で力強いモルトは、世界的コンペでも次々と最高賞を受賞しています。
シングルモルト 駒ヶ岳(マルス信州蒸溜所)
長野県の中央アルプス山麓、標高798mという冷涼で自然豊かな環境に位置する「マルス信州蒸溜所」(本坊酒造)で造られる日本を代表するクラフトモルト。竹鶴政孝の上司であった岩井喜一郎の設計によるポットスチルから生まれ、洗練されたフルーティーな香りと上品で奥深い味わいがウイスキーファンを魅了し、非常に高い評価を得ています。
イチローズモルト(ベンチャーウイスキー)
埼玉県の秩父蒸溜所から世界へ発信され、WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)などで数々の世界最高賞を受賞し、現在のジャパニーズクラフトウイスキーブームの火付け役となった超人気銘柄。「ホワイトラベル」などのブレンド品から高級な限定品まで幅広く、小規模蒸溜所ならではの丁寧な造りによる複雑な香りと個性豊かな味わいが魅力です。
キリンウイスキー 富士(シングルグレイン / シングルブレンデッド)
キリンの富士御殿場蒸溜所50周年などの節目に合わせて展開されるフラッグシップブランド。特にグレーンウイスキーの製造技術に定評があり、バーボンウイスキーを思わせるようなクリーンで芳醇な果実の甘い香りと、シルキーで滑らかな口当たりが特徴です。世界的な品評会でもトロフィーを獲得するなど高く評価されています。
地ウイスキー あかし(江井ヶ嶋酒造)
兵庫県明石市の海沿いにある江井ヶ嶋(えいがしま)酒造の「ホワイトオーク蒸溜所」で造られる地ウイスキー。瀬戸内海の穏やかな気候の中で熟成されており、マイルドでほんのりとピーティーな香りが特徴。手頃なブレンドタイプから本格的なシングルモルトまで展開しており、和食や海鮮料理とも合わせやすい庶民派のクラフトです。
キリンウイスキー 陸
富士御殿場蒸溜所の多彩な原酒をブレンドし、みずみずしい果実香と豊かな甘みを引き出したウイスキー。最大の特徴は「アルコール度数50%」という高い度数に設定されている点。この力強さにより、氷を入れたり炭酸や水で多めに割ってもウイスキー本来の骨格と香りが崩れず、どんな飲み方でも美味しく楽しめるデイリーウイスキーとして大人気です。
キングウイスキー 凜〈セレクト〉(宝酒造)
スーパーやドラッグストアの店頭でよく見かける、宝酒造が手がける非常にリーズナブルで手に取りやすい大衆向けウイスキー。アルコール度数は37%と控えめで、クセを抑えたマイルドな口当たりとすっきりとした後味が特徴。ジュースで割ったり、気兼ねなく濃いめのハイボールを作ったりと、日常消費用として広く重宝されています。